AIPLA(American Intellectual Property Law Association:米国知的財産権法協会)代表団による講演会
昨日、東京・霞が関にある弁理士会館にて表記講演会がありましたので、参加してきました。
講演内容は、以下のものでした。
・KSR事件後の判例分析
・Quanta事件に見る米国での特許消尽(Patent Exhaustion)の判断
・米国特許法・施行規則の改正について(規則改正の差止訴訟の動向など)
・米国の大学における技術移転契約
・模擬審判手続(Mock Proceeding before the USPTO Board of Appeals)
講演者は、Mr. Joerg-Uwe Szipl(Griffi n& Szipl P.C.), Mr. John Johnson(Fish & Richardson), Mr. Jack Penny(Edwards Angell Palmer & Dodge LLP), Mr. Steven Meyer(Morgan & Finnegan LLP), Mr. Alan Kasper(Sughrue Mion, PLLC), Mr. Chiris Fildes(Fildes & Outland, P.C.), Mr. Neil Henderson(Borden Ladner Gervais LLP), Mr. David Schnapf(Townsend and Townsend and Crew LLP), Mr. Donald Studebaker(Studebaker & Brackett PC), Mr. Darryl Webster(Wyeth), Mr. Jack O’Brien(Law Offices of John A. O’Brien ,P.C.), Mr. Hung Bui(Stein, McEwen & Bui LLP)。
日米の数百名の法律関係者が参加されており、会場はほぼ満員の状態でした。弁理士会国際活動センターの皆様、事務局の国際課の皆様、研修課その他関係者の皆様、大変な御苦労ありがとうございました。
当日は日本にいながら、米国、カナダの特許法律事務所のLawer、および大企業のin-house Lawerによるトピックスを聞くことができました。最近はインターネットでいろいろな国際情報が手に入るのですが、やはり実際に人に直接会って話をするのは大切だと改めて認識しました。
米国では大統領選挙の行方とあわせて、米国特許法・規則の改正からも目が離せないところです。
[弁理士TY]