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この度、東北地方太平洋沖で発生した地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
当事務所の石川竜郎弁理士が宮城県名取市閖上にて帰省中に被災し、通信の遮断から直接の連絡が取れない状態が長く続いていましたが、3月13日16時56分のNHKニュース(テレビおよびインターネット)により、仙台にて入院中であることが報道されました。(※1)
3月14日正午過ぎに本人とも電話で連絡がとれ、現在は宮城県を離れ、ご親類様の自宅で無事である旨確認しています。
たくさんの皆様からご連絡、お心遣いを頂き、ありがとうございました。また、現地にて救命救助活動に従事されています方々に、心より感謝申し上げます。お返事には時間がかかると思いますが、頂きましたご連絡は、落ち着きましたら本人へ伝言いたします。
石川竜郎弁理士が担当しています案件に関しましては、所員一同万全のバックアップの体制で対処しておりますので、ご心配なきよう何卒お願い致します。
椿特許事務所
所長弁理士 椿 豊
所員一同
(※1)以下、NHKニュースサイト
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110313/t10014644411000.html
より引用しています。
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津波に飲まれた人 恐怖を語る
3月13日 16時56分
宮城県の名取市や仙台市の津波で壊滅的な被害を受けた地区で、いったんは津波の濁流に飲み込まれ、大けがをしながらも救出された人が、搬送された病院でNHKの取材に応じ、津波の恐怖を語りました。
仙台湾に面する宮城県名取市閖上地区は地震による津波でほとんどの建物が倒壊する壊滅的な被害を受けました。当時、自宅で両親といた石川竜郎さん(35)は、津波の濁流に巻き込まれ、肋骨を折る大けがをしたほか、顔などに多数の傷を負いましたが、流されてきた漁船につかまって助かり、12日午後、自衛隊のヘリコプターで救出されました。石川さんは「地震が起きたあと、部屋の片付けをしていたら1メートルくらいの高さの水が道路を流れてきたので2階に上がった。窓から見ると、海岸方向から真っ黒で巨大な津波が住宅を次々に飲み込みながら、すごいスピードで近づいてきて家が濁流に飲み込まれて倒壊した。窓からなんとか脱出して水面に上がったところ、漁船が流されてきたので必死でつかまった。第一波がその後の波とぶつかった影響で流れが変わり、老人ホームに近づいたので、2階の窓から中に逃げ込んだ」と当時の状況を語りました。一緒にいた両親はまだ行方が分かっていないということで、石川さんは、「現実なのか映画の中の話なのか今でもよく分かりません。両親がどんな形であれ、生きていてくれればと思う」と話していました。また、同じように壊滅的な被害が出た仙台市若林区の荒浜地区から車で逃げる途中に濁流に飲まれた最知幸子さん(67)は、津波に飲み込まれたあと一晩中、木にしがみついて助かったということです。最知さんは「車ごと津波に飲まれて流され、中に水が入ってきたが、車が木にぶつかったときになんとか外に出て、翌朝、救助されるまで15時間ぐらいずっと木にしがみついていました。周辺の住宅が丸ごとなくなってしまい、本当に恐ろしいです」と涙ながらに話していました。
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Post Author: tsubakipat