日本全国にうどんの美味しいところはいくつかあるが、やはり香川県で食べるうどん(讃岐うどん)はうまい。
大阪府も、香川県のうどん文化の影響を強く受けており、本場香川に劣らない(・・と言うと、香川の人に叱られるかもしれないけど)、うまい讃岐うどん屋が多々存在する。当事務所の近辺では、「大阪駅前第1ビル~第4ビル」内の店がお薦めである。安くてうまい。
そんな中、その大阪駅前ビルの中の1軒の店で、讃岐名物「年明けうどん」というメニューに出会った。聞いてみると、「年越し蕎麦」に対照的な文化として香川県で提案されたものとのこと。現時点では、特に入れる具材の決まりはないようである。この辺、「年越し蕎麦」のうどんバージョンと思えばよいものと思う。
「縁起物」と書かれていたので今年初のうどんとして注文する。年明けの讃岐うどんはまた格別にうまい。麺好きの人間としては、「恵方巻き」のように全国区に広まってほしいので、ここに宣伝しておきます(宣伝料をもらっているわけではないけど)。
「さぬき」の商標についても、昨年はアジアでの剽窃事件が報じられました。
気になったので家に帰って「年明けうどん」の商標についてIPDLで調べてみると、「さぬきうどん協同組合」による商標出願がなされていました。知財保護の観点からは、そうでないと。
なお、うどんと言えば、弁理士試験のY塾のO塾長(現在では「元塾長」ですよね。)が大阪で飲んだ後に好んで食べていた「きざみうどん」を思いだす。この話はまたの機会に。
椿特許事務所
弁理士TY