〔注6〕基準(1)ないし(8)(及びそれらの事例)と〔注1〕ないし〔注4〕に記載された判断要素との関係は、基準(1)ないし(3)が主として音質に関するものであり、基準(4)は主として音調、基準(5)は主として音量、基準(6)及び基準(7)は主として音節、基準(8)は、各判断要素に関するものである。なお、〔注1〕ないし〔注4〕に記載されていないが考慮すべき判断要素として、発音の転訛の現象(例えば、連続する2音が相互にその位置を置換して称呼されるような場合)が挙げられる。
【メモ】
・そのあとに続く、(II)(1)~(8)の各基準と、上述の〔注1〕ないし〔注4〕との関係を記載。復習までに、各注の内容は以下の通り。
・〔注1〕(イ)(ロ):音質(母音、子音の質的決まりから生じる音の性質)についての注意点
・〔注2〕:音量(音の長短)についての注意点
・〔注3〕:音調(音の強弱およびアクセントの位置)についての注意点
・〔注4〕:音節(音の数、語の切れ方、分かれ方(シラブル、息の段落))についての注意点
・「発音の転訛の現象」(例えば、連続する2音が相互にその位置を置換して称呼されるような場合)も考慮すべき判断要素であることが記載されている。
【英文】
[Note 6] As to the relations between the criteria (1) through (8) (and their examples) and the judging factors mentioned in [Note 1] through [Note 4], the criteria (1) through (3), mainly relate to the quality of the sound, the criterion (4) mainly relates to the articulation, the criterion (5) mainly relates to the length of the sounds, the criteria (6) and (7) mainly relate to the syllable of the sound, and the criterion (8) relates to each of the judging factors, respectively. Take note that there
are also judging factors such as a phenomenon of linguistic corruption (for example, a case where two consecutive sounds are mutually change places and are called) that are not mentioned in [Note 1] through [Note 4], but should be taken into consideration.
【日誌】
本日夜は、毎年恒例の天神祭花火大会。自宅から花火がきれいに見えるのだが、残念ながら今年は別の会合へ。少しもったいないなあ。大阪の街は、出店と浴衣に活気付いている。そんな中、本日はT株式会社の実務セミナーにも参加。さらなる実務能力のパワーアップを図る。こんな風に、楽しい思い出と少しの後悔とを残しながら、夏は駆け足で過ぎ去って行く。
椿特許事務所
弁理士TY