2012年も始まって3週間あまりが経過しました。
寒い日が続きますので、皆様、風邪などひかれませんようにお過ごしください(当事務所内でも、風邪などの防止のため、強力な加湿器を追加導入しました)。
2012年は、筆者の弁理士登録15周年(知財の仕事を始めてからは、丸18年)となります。大学時代に、最新の科学技術に触れることができる弁理士の世界に憧れ、弁理士になりたいと思ってから、20年ほどが経過したことになります。
諸先輩方からしますとまだまだハナタレですが、これまでに学んだことを基礎に、今年もさらなる研鑽を積み、お客様(クライアント)にとってよりよいサービスを提供して行きたく思っています。
弁理士になった頃から、また特許事務所を開設したときから、「お客様にとって、良いサービス、真に提供すべきサービスとは何か?」について自問自答してきました。
また、「私が本当に会社の発展を願う会社社長や知的財産部部長であったなら、どんな弁理士を選んで、またどんな特許事務所を選んで、仕事を依頼すべきだろうか?」とも考えていました。
そして若手弁理士と仕事をするようになってからは、彼らをどのような方針で成長させて行くべきか、全員でどのような特許事務所を創ってゆくべきかいつも考えるようになりました。
私が一番大切に思うことは、「基本の仕事を誰にも負けずにしっかりとやる弁理士であること」、「何が重要事項であるかをしっかり把握し、周囲に惑わされることなく、重要事項に全力をそそぐ弁理士であること」かと思います。
たとえば、日本を含めた世界の各国で、よりよい権利を、より低コストで、よりスピーディーに、より高い登録率で取得することに関して、誰にも負けない弁理士でありたいと思い、所内の弁理士にもその方針を貫いてほしいと思っています。
ある程度の期間仕事を続けると、人はついつい自分が「できたつもり」、「わかったつもり」になりがちであり、傲慢になったり、さらなるスキルアップを怠りがちです(そして結局は時代に取り残され、レベルが下がっていく)。
今年も初心を忘れずに、所内の皆で日々研鑽を図りながら弁理士としての業務を行い、当事務所を運営して行きたく思っています。
そして今年も、世界各国で「使えるよい権利」を当事務所でジャンジャン取得して行きたく思っております。
椿特許事務所
弁理士TY