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台湾のR事務所から、所長のC先生にご来所頂き、クライアントの○○さんとともに、台湾の特許について講義を受けました。C先生は所長でありながら実務もこなされているため、こちらが聞きたかった細かな情報についても詳細に教えて頂きました。ありがとうございました。
【個人メモ】
・日本語から中国語へのうまい翻訳の仕方、翻訳の問題点・課題
・台湾特許庁の技術用語が正しいものかについては、疑問がある点
・明細書中の用語に、かっこ書きで英単語を併記することの有効性
・consist of a, bを「大到上由a,b組成」と訳すこと、「由a,b組成」と訳すことの違い
・「前記」、「上記」は、「該」に相当する点
・日本語の「手段」に当たる適当な中国語はない(?)(あえて使うならば、「装置」あたりか)
・符号の説明では、明細書に現れるすべての符号を記入する
また、C先生には、実際に当事務所会議室のPCを操作していただいて、下記サイトなどを利用した台湾特許情報の調査方法について教えていただきました。このようなことがすぐにできるのは、実際に実務をされていることの証かと思います。
http://www.tipo.gov.tw/en/index.aspx
○○さんからは、昔実際に台湾で権利行使をしようとしたときに、誤訳のために思っていた結果があげられなかったご経験などを話して頂きました。台湾での実務の奥の深さを知ることができました。ありがとうございました。
椿特許事務所
弁理士TY

Post Author: tsubakipat