法科大学院(ロースクール)ができたときから、講師として毎年、大阪大学を訪れています。(教員・講師はこのような方々↓)
http://www.lawschool.osaka-u.ac.jp/introduction_teach01.html
大学に行くと、大御所の先生からは様々な知識を吸収させて頂くことができ、また、学生の皆さんとは様々な情報を交換することができて、フレッシュな気分になります(明らかに、教わることの方が多い)。
一昨年にも本ブログで紹介しましたが、大阪大学(豊中キャンパス)には、一般の方にもお勧めなところとして、「総合学術博物館」があります(↓)。
総合学術博物館の開館時間は、10:30~17:00(日曜日・祝日・年末年始は休館)で、うれしいことに入館が「無料」です。建物の1階にはカフェがあり、外を見ながら軽食や喫茶を楽しむこともできます。
http://www.museum.osaka-u.ac.jp/jp/index.html
総合学術博物館では、時折、企画展や講演会などが開催されます。
現在は、阪大生であった手塚治虫に関する企画展(「阪大生・手塚治虫ー医師か?マンガ家か?ー」)が行われています(2011年6月30日まで。お早めに)。
展示では、手塚治虫の貴重な原画や愛用した道具などを見ることができ、また、手塚治虫が生きた時代の日本の状況を知ることができます。1970年代生まれである筆者は、漫画では「ブラック・ジャック」、アニメでは「ジェッターマルス」などを見て育った世代になります(「鉄腕アトム」、「ジャングル大帝」、「リボンの騎士」などは、再放送で見ていました。あと、忘れてはいけない名作は、「メルモちゃん」(笑))。
「アドルフに告ぐ」を読んだのは、北九州の港の近くの高校の図書館だった覚えがあります(あの頃は、まさか自分が関西に住むなんて夢にも思っていなかった)。
手塚治虫は「漫画の神様」と呼ばれていますが、創作活動に関わる方は皆、自分の世界を創り上げる点で、その世界の「神様」であり(分かり易い例としては、漫画家や小説家は、登場人物の人生や作品の中の世界を、神様の視点から決定することができる)、その点も理解されているのかもしれません。
次回の企画展も楽しみにしています。