Site Loader

今年も始まって一週間が経過しました(今年一年も、52分の1が過ぎたことになります)。
本年の当事務所は、4月で開業5年目を迎えます。
これまでお世話になりました皆様に感謝するとともに、今年はさらに努力し、世界各国における「事業に役立つ強い権利の取得」と「高い登録率」の両立を狙って、業務を進めていきたく思っております。
知的財産の実務の難しさは、そのカバーすべき範囲があまりに広く、あまりに深いところにあります。例えば特許実務では、理科系・技術系の知識や理解力、各国の法律や判例、審査基準などの知識、語学、コミニュケーション能力を深めていく必要があります。また、科学技術は日々進歩し、法律なども年々改正されてゆくため、それらについて行くためには日々知識をアップデートさせなければなりません。
さらに、知的財産の仕事では、マクロ的な視点(知財戦略の立案など)と、ミクロ的な視点(1件1件の明細書作成、中間処理など)との両者からものを見る力が必要とされ、両者の視点をバランスよくもつこと(大局を見据えながら、細かなことも大切にすること)はなかなか大変なことです。
さらに、1件1件の仕事の丁寧さとスピードとを両立させることも必要不可欠なことです。
このように知的財産の実務は大変な仕事ですが、それだけにきちんとできている人が少ない世界であり、安易に自分に満足することなく、しっかりと今年も勉強し、腕を磨き、よい実務の遂行に繋げていきたく思っております。また、今年も事務所内では、勉強会・研究会を充実させ、各人の知識と能力の共有を図っていきたく思っております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
椿特許事務所
弁理士TY

Post Author: tsubakipat