2010年9月8日の水曜日に、東京・霞が関にて、アジア弁理士協会日本部会の発足40周年記念シンポジウム、記念式典、および記念祝賀会が開催され、日頃何かとお世話になっていますK先生からのご用命により、筆者もそれに参加させて頂くこととなりました(主として受付けなど会場のお手伝いを担当させて頂きました)。
http://www.apaa-japan.jp/
セミナーでは、「アジア地区における企業の知財戦略」(Corporate IP Strategy in the Asian region)のテーマの下、LGエレクトロニクス(韓国)、マイクロソフト(米国)、および華為技術(中国)の知財戦略責任者からご講演を頂き、議論が行われました。
各社とも、知的財産を相当に重視する会社であり、企業としての考え方のみならず、PCTやPPH(特許審査ハイウエイ)の効果的な利用法、特許査定率を向上させるための施策、強い特許(パワーパテント)を取得するための努力、パテントトロールの対処の方針、クロスライセンスや係争のポリシーなど、移りゆく時代の中における各社の最新の実務についての状況を聞くことができ、大変に勉強になりました。
また、シンポジウム後の式典、祝賀会では、特許庁長官、知的財産高等裁判所所長、日本弁理士会会長を始めとして、知財の世界をリードする方々のお話を伺うことができ、実り多い一日でした。
台風9号の影響でダイヤが乱れた新幹線の都合上、中座せざるを得なかったのが非常に残念でしたが、素晴らしい一日をありがとうございました。実行委員の皆様、事務局のK様、ありがとうございました。筆者はご期待に沿う仕事をしたとはとうてい思えず、今になって反省しております・・・。
(お土産に升を頂きました。家で活用します。)
椿特許事務所
弁理士TY